昨年11月末に全国で公開された映画『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』の群衆シーンにHoudiniが活用されました!
CGWORLD vol.282(2022年2月号)の”アニメCGの現場”の記事より:
「従来のフローでは、専用のシステムやモデル・リグ・シェーダなど多くのリソースが必要になるため、コストは高かったと思います。そこで今回は極力コストをかけない方針で進めました」(リードVFXデザイナー・木村 歩氏)。そこで、本作のコスパの良い群衆表現のために用いられたのがHoudiniだ。まずCrowdシステムで群衆のベースを作成し、アニメーションにはMixamoを活用。もちろんMixamoだけでは全てをまかなうことはできないが、KineFXの機能を使用すれば、モーションをブレンドして新しい動きを作成することができる。演出上特に重要になる動きについては、一部手作業で行なっているものもあるそうだが、そうしたものでもKineFXのリターゲッティング機能で簡単にモデルに流し込むことが可能だ。こうした機能やサービスを使いこなすことで、従来、手作業で作成していたときには1ヶ月近くかかっていた作業でも、本作では1時間足らずで終わらせることができたというから驚きのコストダウンだ。
1ヶ月の作業を1時間足らずに変えたHoudini 活用方法含め、紙面だけでは伝えきれなかったところ含めオンラインセミナーにてご講演いただきます。
更に当日はSideFX多喜様によるHoudini 群衆(Crowds)の概要紹介も予定しておりますので、これから使用を検討される方もぜひご視聴ください。
対象 | ・Houdini導入中の方、導入検討の方|群衆に興味のある方 |
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主催 | ボーンデジタル |
協賛 | daisy|SideFX |
内容 | 講演内容<1> Houdini Clowds 概要紹介 講演内容<2> Houdini Crowds at daisy* | EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ・作品紹介 ・群衆シミュレーションとは? ・制作前段階で行ったR&Dについて ・群衆モデルについて ・群衆マテリアルについて ・群衆アニメーションについて ・群衆プロップについて ・群衆システム(PDG)について |
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